フローリングの掃除は、汚れに応じて変えるのがポイントだと言われています。
毎日フロアーモップをかけるだけで、きれいな状態を保つことができますが、わずかな汚れに気づいたら、その都度すぐに拭き取ることが大切です。
フロアーモップをかけている時に、食べこぼしの汚れなどドライシートでは取れない汚れに気づくことがありますが、そのような場合には中性洗剤を使って水拭きすることができます。
また、フローリングのみぞに入り込んだごみはドライシートで取ることはできないため、掃除機を使ってきれいな状態を保つようにしましょう。
さらに、二、三週間に一度の頻度で、全体を水拭きするなら、さっぱりとした状態をキープできます。
加えて、夏の時期は足の裏の皮脂がフローリングに付いてべたつくことがあります。
その時には、中性洗剤をつけた雑巾などでこまめに水拭きするのがポイントです。
放置しておくと、酸化したりほかの汚れが付いたりして大切なフローリングに黒ずみを作ってしまうことがあるため注意しましょう。
フローリングにワックスをかける理由ですが、フローリングを守るために使用するのが主な理由です。
フローリングは何のお手入れもしなければだんだんと艶が失われ傷を負い汚れも目立ってきます。
そこで、登場するのがワックスで油分を含む溶液を床に使用することで床をコーティングし傷や太陽光による劣化からフローリングを守るのです。
このコーティング溶液はあらかじめ床をきれいに清掃してからごみが付着していない状態で使用します。
この時、床にゴミが付着していた場合、コーティング剤が汚れやゴミごと床をコーティングしてしまうため、反って汚れやゴミが目立つ要因となります。
なお、床をコーティングした際に使用したコーティング剤ですが、このコーティング剤は床用であるため木材で出来ている物専用でゴムでできた床などには不適合でそれぞれ床に応じた溶液を使用しなければ効果を示さないのです。
異なったコーティング剤を使用し、床をコーティングした場合、うまくコーティング剤が定着せず、剥がれ落ちてしまう要因となるのでそれぞれ床に応じたコーティング剤を使用するのがベストです。